柏原正樹特定教授
京都府文化賞は、昭和57年度に創設され、以来、京都府における文化の振興と発展を図るため、京都文化の向上に寄与された方に顕彰されています。
特別功労賞は、文化芸術活動において顕著な業績をあげ、文化の高揚に多大の功労があった方に対して授与されるものです。
柏原特定教授は数学者として、「代数解析学の構築に決定的な役割を果たした「D加群理論」を確立し、数学界最大の懸案の一つである「リーマン—ヒルベルト問題」を高次元化することに成功。これらの功績により、数学界最高峰とされる「チャーン賞」を日本人で初めて受賞」するなどの業績が高く評価され、京都府より受賞者に選ばれました。
授賞式は、令和6年2月6日に行われる予定です。