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柏原正樹 高等研究センター特定教授(名誉教授)の令和5年度京都府文化賞特別功労賞の受賞が決定しました(2024年1月5日)

2024年01月09日

栄誉

柏原正樹特定教授

 京都府文化賞は、昭和57年度に創設され、以来、京都府における文化の振興と発展を図るため、京都文化の向上に寄与された方に顕彰されています。

 特別功労賞は、文化芸術活動において顕著な業績をあげ、文化の高揚に多大の功労があった方に対して授与されるものです。

 柏原特定教授は数学者として、「代数解析学の構築に決定的な役割を果たした「D加群理論」を確立し、数学界最大の懸案の一つである「リーマン—ヒルベルト問題」を高次元化することに成功。これらの功績により、数学界最高峰とされる「チャーン賞」を日本人で初めて受賞」するなどの業績が高く評価され、京都府より受賞者に選ばれました。

 授賞式は、令和6年2月6日に行われる予定です。