2017年5月10日
森重文院長、米国科学アカデミー外国人会員に選出
mori
森院長

 米国科学アカデミー(National Academy of Sciences: NAS)は2日、森重文 京都大学高等研究院長を外国人会員に選出したと発表しました。

 NASは、毎年顕著な業績をあげた科学者を会員に選出しています。これまでにアルバート・アインシュタインを含む約200名のノーベル賞受賞者やトーマス・エジソン等が選ばれており、その会員に選ばれることは、米国の科学者・技術者にとって最も名誉なことの一つと考えられています。本年は、84人の正会員と、17カ国から21人の外国人会員が選出されました。

 森院長は長年、代数幾何学の研究に携わっており、「端射線」という概念を発見することで三次元多様体の分類と双有理変換の研究を可能にしたことで知られています。1990年には、「三次元代数多様体の極小モデルの存在定理」を証明した功績が認められてフィールズ賞を受賞しています。

 NASは、1863年に設立された非営利の民間科学諮問機関です。現在、2,290人の正会員と475人の外国人会員より構成され、科学技術の発展と研究成果の社会福祉への貢献に努めています。

 なお、今回の選出は昨年10月のロシア科学アカデミー外国人会員への選出に続く栄誉となります。

米国科学アカデミーのプレスリリース