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プロフィール:上杉 志成

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上杉 志成

教授 / iCeMS拠点長

研究分野

ケミカルバイオロジー

研究概要

 上杉博士は、ケミカルバイオロジーの分野で画期的な発見を続けてきました。生物学的プロセスはすべて化学的事象に由来するため、化学を用いれば生物学的事象を理解したり操作したりすることができるはずです。上杉博士らは、ヒトの細胞における基本的なプロセスを調節する又は分析するユニークな有機分子の発見や設計を行ってきました。このような有機合成分子は、しばしば細胞生物学や病気の解明のための道具として役立っています。特に、ケミカルバイオロジーと材料科学の概念を組み合わせて、細胞生物学や医療への応用に新たな道を切り拓くことに関心を抱いています。

略歴

1990年 京都大学 薬学部 卒業
1995年 京都大学 大学院薬学研究科 博士課程修了
1995-1998年 ハーバード大学 化学部 研究員
1998-2005年 ベイラー医科大学 生化学・分子生物学科 助教授
2005-2009年 ベイラー医科大学 生化学・分子生物学科 准教授
2005年- 京都大学 化学研究所 教授
2007-2017年 京都大学 物質-細胞統合システム拠点 教授
2013-2017年 京都大学 物質-細胞統合システム拠点 副拠点長
2017-2023年 京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 副拠点長
2023年- 京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 拠点長

主要論文

  1. Magnetic Control of Cells by Chemical Fabrication of Melanin. Nishio, K., Toh, K., Perron, A., Goto, M., Abo, M., Shimakawa, Y., Uesugi, M. J. Am. Chem. Soc. 144(37), 16720–16725 (2022)
  2. Chemoproteomic Identification of Blue-Light-Damaged Proteins. Toh, K., Nishio, K., Nakagawa, R., Egoshi, S., Abo, M., Perron, A., Sato, S., Okumura, N., Koizumi, N., Dodo, K., Sodeoka, M., Uesugi, M. J. Am. Chem. Soc. 144(44), 20171–20176 (2022)
  3. Discovery of a Small-Molecule-Dependent Photolytic Peptide. Takemoto, Y., Mao, Di., Punzalan, L., Götze, S., Sato, S., Uesugi, M. J. Am. Chem. Soc. 142(3), 1142-1146 (2020)
  4. A Potent and Site-Selective Agonist of TRPA1. Takaya, J., Mio, K., Shiraishi, T., Kurokawa, T., Otsuka, S., Mori, Y., Uesugi, M. J. Am. Chem. Soc. 137, 15859−15864 (2015)
  5. Small Molecule Transcription Factor Mimic. Kwon,Y., Arndt, H., Mao, Q., Choi, Y., Kawazoe, Y., Dervan, P. B., Uesugi, M. J. Am. Chem. Soc. 126, 15940-15941 (2004)

主な受賞等

東京テクノフォーラム21ゴールドメダル賞(2006年)、日本薬学会学術振興賞(2011年)、German Innovation Award(2011年)、公益財団法人新技術開発財団第49回市村学術賞貢献賞(2017年)