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プロフィール
金出 武雄
  • 金出 武雄
  • 招聘特別教授

研究分野

コンピュータビジョン、ロボット工学、人工知能、マルチメディア

研究概要

 金出博士は、コンピュータによる画像認識研究の先駆的研究にまず取り組み、ニューラルネットワークによる学習に基づく顔検出手法は顔検出率を飛躍的に向上させて、実用的に利用ができるレベルにまで押し上げました。さらに、今日の映像処理の基本となる、物体の動きを表すオプティカルフローの推定の基礎となる頑健なアルゴリズムと、物体の動きから3次元形状を復元する問題に対して特異値分解に基づく3次元復元法を提案し、画像をもとに動的な3次元世界を認識する手法を大きく進展させました。

 1985年から始まった自動走行車のプロジェクトは今日の自動運転技術のさきがけとなっており、車に設置した距離センサとカメラからの情報に基づいて、レーンの認識と変更、障害物の検出と回避、他の車の検出などをリアルタイムで行う人工知能システムを世界で初めて構築し、1995年にはNo Hands Across America(手をはなしてアメリカ横断)という東海岸から西海岸までの自動運転デモを実現しました。

略歴

1974年京都大学 大学院工学研究科 博士課程修了
1974-1976年京都大学 工学部 助手
1976-1980年京都大学 工学部 助教授
1980-1985年カーネギーメロン大学 ロボティクス研究所および計算機科学科 高等研究員
1985-1994年カーネギーメロン大学 ロボティクス研究所および計算機科学科 教授
1992-2001年カーネギーメロン大学 ロボティクス研究所長
1993-1998年カーネギーメロン大学 ワイタカー冠教授
1998年-カーネギーメロン大学 ワイタカー冠全学教授
2004-2010年産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター長
2006-2012年カーネギーメロン大学 生活の質工学センター長
2014年-大阪大学 産業科学研究所 特任教授
2014年-奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科客員教授
2015年-産業技術総合研究所 名誉フェロー
2016年-理化学研究所 革新知能統合研究センター 特別顧問
2017年-京都大学 高等研究院 招聘特別教授

主な受賞等

ジョゼフ・F・エンゲルバーガー賞(1995年)、米国工学アカデミー外国特別会員(1997年)、C&C 賞(2000年)、船井業績賞(2004年)、IEEE Computer Society アズリエル・ローゼンフェルド生涯業績賞(2007年)、IEEE Robotics and Automation Society RASパイオニア賞(2007年)、大川賞(2007年)、フランクリン協会 バウアー賞科学部門(2008年)、ACM-AAAI アレン・ニューウェル賞(2010年)、立石賞特別賞(2010年)、京都賞(2016年)、IEEE Founders Medal(2017年)