京都大学では、2017年に京大高等研究院(KUIAS)と理化学研究所・数理創造プログラム(iTHEMS)が共同で理研-京大数理科学研究拠点(SUURI-COOL Kyoto)をスタートさせ、2018年にはKUIASに医学物理・医工計測グローバル拠点(CiMPhy)が設立されました。また、2019年には京大理学研究科附属サイエンス連携探索センター(SACRA)が発足しました。これらは、2015年にスタートした『医数物連携勉強会』や『MACS教育プログラム』と連携し、新しい学問的流れが生まれる環境を整えつつあります。
このような背景のもとで、ハイデルベルク大学(独)とCiMPhyにおいて臨床医学との連携を推進している田中求教授、理研iTHEMSの初田哲男プログラムディレクター、そして京大SACRA学際融合部門長の坂上貴之教授が協力し、「臨床医学の作業仮説」–>「精密計測・定量解析」–>「数理モデル構築」–>「臨床医学へのフィードバック」を実現するような、新たな融合分野の創出を目指した『第1回京大-ハイデルベルク大-理研ワークショップ「医学と数理」』を2019年の10月にSUURI-COOL Kyotoにて開催し、ここでは主に数物系の研究者が意見の交換を行いました。
第2回目となる今回の会議では、融合分野研究に取り組んでいる臨床医学と数物系の第一線の研究者がそれぞれ最新の成果報告・意見交換を行い、今後の融合研究につながるネットワークを形成することによって、第1回目の会議の成果をさらに大きく展開・発展させることを目指します。
開催日時 | 2020年9月18日(金)9時30分~ 2020年9月19日(土)10時00分~ |
---|---|
会場 | オンライン開催 |
主催 | 京都大学高等研究院 医学物理・医工計測グローバル拠点 理化学研究所数理創造プログラム 京都大学大学院理学研究科附属サイエンス連携探索センター |
プログラム詳細 | 第2回京大ーハイデルベルク大ー理研ワークショップ「医学と数理」 |
お申込み | https://indico2.riken.jp/event/3327/registrations/155/ |
本件に関する連絡先 | march2020workshop@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp |