メニュー

松沢哲郎 副院長・特別教授の論文が霊長類学の国際誌「Primates」の Social Impact Award 2018 に選ばれました

2018年07月25日

栄誉

松沢哲郎特別教授(左)と高潔氏(右)

 霊長類学の国際誌「プリマーテス」の2018年のソーシャル・インパクト・アワードに、松沢哲郎特別教授・高潔氏らの「じゃんけんのルールの学習:人間の子どもとチンパンジーの比較」が選ばれました。

 この賞は、過去2年間に出版された論文の中で、社会的に最も注目度の高かった論文に贈られるものです。
 注目度は、論文のダウンロード数とオルトメトリック・スコア(オンライン上のニュースやソーシャルメディアで論文がどのくらい取り上げられたかを示す指標)によって判断されます。

▷受賞論文
Learning the rules of the rock–paper–scissors game: chimpanzees versus children
Jie Gao, Yanjie Su, Masaki Tomonaga, Tetsuro Matsuzawa
[Primates 59 (2018) 7-17]
https://link.springer.com/article/10.1007/s10329-017-0620-0
https://rdcu.be/200t(Read only)

▷論文の内容を日本語で解説しているサイトはこちら
「チンパンジーがじゃんけんを学習 循環関係を理解する能力を備える」
https://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/ja/publication/JieGao/Gaojie2017-Primates.html